行き先は決めておくべし

「自由に使える日が3日間あれば何処へ旅する?」答えにつまる人は、ぜひ回答を探しておきましょう。具体的な地名が思いうかばない時は、海か山か、飛行機にするか列車にするかドライブか、ホテルに泊まるか旅館がよいかテントを張るか、イメージを絞ってみます。回答を持っているのといないのでは大違いです。今いる場所が嫌になり無性に何処かへ脱出したくなった時に、もたもたせずに出発できるからです。生きていれば誰でも、気分がモヤモヤしたりムシャクシャしたりする時があるものです。これは旅だちを促すゴーサインでもあります。ねっとりした空気が充満する曇天のその場所を離れ、心ひかれた旅先で景色を眺めるだけでも晴れやかな気分になるはずです。

ドラマチックな転機も

気分転換に旅に出たはずが思わぬ展開が待っていた、という体験も多くきかれます。一例をあげれば、旅の列車の中で偶然となりに座った人が生涯をともにする伴侶になった、という赤い糸現象は珍しい話ではありません。旅で訪れた場所に恋をして、そのまま住み着いてしまったり移住してしまった例も枚挙にいとまがありません。灰色気味になった日常生活から束の間脱け出すだけで、人生そのものが変わった経験を聞くとどこか羨ましいものがあります。あなたの旅はそれほどドラマチックな展開にはならないかもしれません。けれども、旅をしながら自分自身と向き合う時間をもつことで、逃げ出したいその場所がまんざら悪くもないことを発見する機会になるかもしれません。